2016/10/15

夢による過去の振り返りと、開放

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夢はすごいなあと思います。

眠っている間に整理をしたり、
バランス調整をするという説があるのですが、

言い得て妙だなあと思うことがあります。

 *

今朝の夢もそうでした。

 *

クラウドファンディングを始めて以来、

現実が温かな方向で動き出していて、
過去の経験即とは全く違う流れを感じています。

良いことが起こっているし、
周囲からも「順調」と見えているようなのに、

本当に意味も解らずこわい。

そのこわさは、色で捉え直すとオレンジ色で、
理由の解らないこわさだったりするのです。

 *

順調な筈の現実が、

理由の解らないこわさでいっぱいになり
微熱は出るありさまで、

なんだかもう、いっぱいいっぱい。

シャットダウンにオニキスと、
心に希望でホワイトトパーズを使っていた位です。

こわさで押しつぶされそうなのに、

どこか他者へのありがたさや感謝があり、
ほのかに温かい日々。

相反する感覚が内面に溢れていて、
ざわざわしていました。

…そんな中、夢は、
こわくて目が覚めるような内容だったのです。

 *

目が覚めると、

「あ…このこわさ。現実に体験していたことがある」
と思いました。

結構昔のことがリフレインしました。

入社4ヶ月目以降の、配属先部署での経験。
その頃のわたしが無感覚になることで切り抜けた日々に、

もし感情が伴っていたら、きっとこんな心象風景だ、
と思ったのです。

 *

そうだった、本当にこわかった。

こわかった。
仕事なのにやり方がわからなくて、

何がわかっていないのかも判らない位
何も判らなくて、

質問しても教えてもらえなくて、

でも、お仕事としてクライアントさんのために
結果をださなくちゃならなかった。

こわかった。

と。

夢の中のわたしは、
思う存分こわがっていて、

そしてどこかその冷たい状況を受け容れても居て、

だけど、つよいプレッシャーで
気持ちが押しつぶされそうになっていました。

 *

目を覚ましたわたしは、
天井を見上げながら少し泣きました。

ああ、こわかった。
わたしはあの頃、確かにこわかった。

でも感じることを止めていたなあ…何故って、

それを感じていたら動けなくなってしまうのを
知っていたからだ。

と思いました。

でもそういう無意識の判断は結局
わたしの心身に影響し、

わたしは或る日、
駅で冷汗をかいて動けなくなり、

家へと運ばれることになったりしたのです。

 *

これは、今だから感じられるこわさだなあと思いました。
あの頃は、こわ過ぎて感じることは無理だった。

ゆっくりとこわさを味わって、
しっかり泣くと、

自然とまた眠りが訪れ、
今度は夢も観ずに深く眠りました。

 *

朝起きると、

知人友人からの温かなメッセージが
iPhoneに入っていました。

昨日までの緊張が少し和らいで、
心が少し軽く感じました。

 *

オレンジ色は、トラウマの色彩でもあり、
回復の色彩でもあり、至福の色彩でもある。

感じられなかった感覚を感じ切ると、
こころに繰り返される悲劇の物語は終わります。

今日はゆっくり過ごしたいと思う土曜日の朝でした。

 *

素敵な一日をお過ごしください。


ストーン・テラー / アクセサリー作家
みたけさやか