2015/07/26
自尊心の回復が、ストレスにもなる理由。
世の中で「良いこと」とされている諸々が、
「大きなストレスになる」
ということを知らないケースは結構あります。
ストレスは「良いこと」でも起る。
というのは
心理の世界では通説なのだけど、
意外と知られていない事実。
*
簡単に言うと、
「変化には、当然ストレスがつきもの」
ということなのです。
*
楽しみにしていることがあると
眠れない
みたいな経験はありませんか?
恋人が出来る、
結婚する、
祝辞に取り上げられる諸々にも、
「それまでとは違う」ことが原因で、
「精神的ストレスが
結構かかっている」のです。
*
「自尊心が回復する」というのは
良いことだとされていますし、
わたしも良いことだと思っています。
自分を大切に出来る人は
他者をしっかり大切に出来ます。
セルフエスティーム、大切なことです。
でもこれ
「回復の最中」は、
「本人にとっては
結構なストレスである」ことも
知っておいてもらえるといいかなーと思うのです。
*
そこで、1回
精神的に大きな揺らぎが来る。
故に
身体的な不調を起こすこともある。
ということを
事前に知っておくと、
対処がしやすくなる筈だからです。
ぜひとも自尊心を回復し、
安心して
次のステージへ上がれるように!
*
自尊心が下がってしまう理由は、
主に周囲からの「未評価」が
原因であることが多いのですが、
回復サイクルに入ってくると、
その「周囲=外側」からの評価が変化し始めます。
(ここでは回復のサイクルに入る理由は省きます)
その時に起りやすいことは、
これまでの評価とのギャップから来る、
認めてくれた人への過剰反応や、
(より深い承認欲求とか、より強い賞賛欲求とか)
評価の変化による
自己認識の変化についていけなくなる
心身のアンバランスです。
*
「ダメじゃなかった!」
「イケてるのかも!」というのは、
誰にとっても
とってもうれしいことだと思うのですが。
それが根深い自己否定とリンクしていた場合は、
うれしい評価なのに
受け容れるのが「こわい」という
不思議な現象が起ります。
「自己承認」がされなくても
生きていくためにした、
自分の中の平常心を保つ仕組みが
一旦欠壊するから起るものなんです。
*
例えば
「お前はダメだ!」と言われ続けた人は、
言われても言われてもやり続ける
ガッツを持って生きていく訳ですが、
他者から強く
「ダメだな!」と言われるみたいな、
精神的な突風があっても
自力で立ち続けられるように
自分をセットアップしている訳です。
それが何十年も続いて
「それが自分だ」と思い込んでいた時に、
「それすごいね、
そんなの普通出来ないよ、すごい!」
みたいに逆の評価がついたとしたら?
そしてそれを素直に
「ありがとう、うれしい!」と感じてしまったら?
もうそんな突風に
構える必要がなくなってしまう。
もし
正面からの突風に耐えていたなら、
それは急に穏やかな風に変わるので、
これまで通りの重心では
前のめりになり過ぎて、
ひっくり返っちゃうような感じになります。
バランスが崩れる訳です。
*
これが、ストレスの原因です。
これは、
心の仕組み的に
程度の差こそあれ、
必ず起こると思っていいと思います。
*
自尊心にまつわる色彩や身体エリアは、
色彩:オレンジ〜ゴールド
エリア:第2チャクラ
です。
この時、
腰周りや
胃腸を壊しやすくなる人も多いから、
今まで緊張していた心身に対して、
精一杯自分を労ってあげてくださいね。
*
クリスタルなら、
ブルーやバイオレットと、
オレンジ系のコンビネーションを使うことが
心身のバランスをキープするための
アンカリング・ツールとしてオススメです。
この時、
Holly heal®でおススメしているのは、
意味ではなくて
感覚で自分にマッチしているものを選ぶこと。
困ったら、
対面セッションをサポートに使ってくださいね。
*
後は、
本当に立ち位置というか
身体の重心が変わる人も多いです。
*
真っ直ぐ立てるようになったり、
それによって無駄な筋力が落ちたり
(足が細くなったりすることも・笑)。
社会的な立ち位置の変わる人も居ます。
ポジションが変わります。
自分を評価してくれる人が
周りに急激に増えていったり、
居心地が変わったり。
現実は物語よりも
常に不思議なものだなあ…と思います(笑)。
*
良い変化にも
ストレスがつきもの。
だから安心して、
その「こわさ」越えてくださいね。
この変化を越えることを、
コーチングでは
「ブレイクスルー」として取り上げたりもします。
大切なのは、
1)こわいと知っておくこと、と。
2)だから自分へのケアを大切にすること。
*
素敵な午後をお過ごしください。
ストーン・コンシェルジュ / 作家 みたけさやか
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