2014/02/06

ミリィ・カレガリと作り手の在り方





















ミリィ・カレガリは、

日本に入って来た初期から
追い掛けているイタリアのブランドさん。

今回また
ふらーっとデパートを通り抜けようとしたら、

ひっかかっちゃいました(笑)。
これで3本目!

ミリィ・カレガリは、
本当にものすごく好きなので、

何本でも欲し過ぎて!

故に危ないから(笑)
なるべく近づかないようにしているのですが

どうせ通り抜けるなら
デパートの中をリサーチしながら…

なんて思う時に限って出会います(笑)。
これも引き寄せでしょうか!

 *

今回のこのネックレスは、

ミリィさんご本人が手作りされた!
という特別な1本。

本当に世界に1本しかないそうで、
色も似合う「SUMMER」のカラーですし、

何より、ご本人の手作りということで
素通り出来ませんでした。

 *

売場で見た時に、

それだけ本当に「これいい!」と思ったのは
どうしてなんだろうな…

と思ったのですが、

ご本人が作ったと伺った時に、
奇妙な納得感がありました。

生み出した人が作ったものの持つ、
行き届いた感じって、

ちゃんと解る人には、
感じ取れるものなのかも知れないな…と思うのです。

 *

ミリィ・カレガリというブランドは
日本では代理店さんが立っていらっしゃいます。

そして職人さんを抱える事業体なのだけれど、

それでもミリィさんが、
未だにご自身で手を動かし、

ビーズを選び、
作り続けていることをこの時初めて知って、

とってもうれしかったのです。

わたしも、そうあり続けたい…と
心底思ったのでした。

 *

わたしが大尊敬する
清水ヨウコ先生も、

経営者でありながら、
ご自身が作り続けられている方です。

お子さんもいらっしゃる中、
あの数の新作を今だ生み出し続け、

そしてデトロワという
ご自身のブランドも立ち上げられています。

わたしは彼女を知っているから、
欲張りなままで居られるのかもしれないし、

まだまだ出来ることがある筈だ、と
がんばり続けられるのではないかな?と時々思います。

背中を見せてくださる方々が居てくださるのは、
本当に大きな支えですよね!

 *

経営のことは、
人とお金のこと。社会との接点のこと。

やることは尽きないなあと思います。

仕事が終わらない!と悩んでいたら
「経営をやっていて、終わる、ということがあると思いますか?」

と質問をされて(笑)、
目からウロコでした。

そう、経営者である限り、
一生やることが終わらないのが「経営」だということを

忘れてはいけなかった(笑)!

取り組むことは多いですし、
まだまだ第2創業期的な状況の中ですから、

協力者を探しながら、

自分で出来ることを
どんどんやり続けてみせる必要がある時期

だと思っています。

そんな中24時間と言う1日は、
誰とも同じ。

作れる数は、一時減るのかもしれないけれど、
それでも、作り続けたい…。

手を動かす時間がないならば、
頭の中でもいいから毎日作り続けたい。

強く強く、そう思うのでした。

新しく手に入れたこの
ミリィさんのネックレスは、

そういう情熱を支えてくれる
ひとつのツールなのでした。


ストーン・コンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか

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