2013/11/30

未来を夢見る時間




















多分大事なのは、

「夢見る力」と「実現する力」の
両方であって、

片方だけじゃもったいないのだよなあ…。
ということを思います。

 *

わたしは、
夢見る力の方が強いタイプなのですが、

実現する力をつけるに従って、
自分がみるみる安定してきました(笑)。

お仕事でもなんでもそうですが、
経験するというのは素晴らしいことですよね(笑)!

とにかく量をこなして行く時期があって、
ひたすらひたすらやり続けたことが確実に力になり、

そして次やろうと思った時の、
要領となってくれる。

それはもう経験という名の宝です。

 *

一方で。
足をひっぱる経験も在ります。

簡単にいうと、
傷ついたことや途方もなく嫌だったことなどは、

そういうパターンとして認識され、

その想いの再生ゆえに、
いつまでもいつまでも現実に引き起こし続けてしまう。

そういうことも起こりますよね(笑)!

しかもこれには
過去の経験に「未来の空想」という尾ひれがついて、

起こってもいないことについて、
ぐだぐだと考え、怯え、

時にもうそれが起こったかのように泣き、

自分を追い込む
不毛な力になりうるのです。

 *

以前書かせていただいたことが在りますが、

わたしのパートナーシップにまつわる経験は
ちょっと安っぽいドラマみたいです。

結婚を考えていた彼の心臓が止まり、

息は吹き返したけれど、
その後色々あってお別れになりました。

その後好きになった人はいても
どこか心が非現実を漂っていて、

自分の幸せについて真剣に考えることは
出来ていませんでした。

 *

そんなこんなの中、

自分にとって
幸せな関係性を改めて考えていると

わたしを押しとどめてしまう、

非常に気持ち悪い感覚が内在していることに
気がついたのです。

悲劇を生み出すプロットに
現実を当てはめてしまうような…

非常に不健康な思考パターンが見つかったのです。

 *

そんな訳で、

パートナーシップが酷くしんどかった経験が、
ここしばらくのしかかっていました。

これをどう解消しようか…と
大真面目に考えていました!

どうしてこうなってしまったのかを
思うと、

その恐怖感は相当なもので、
緊張で身体の硬直は強くなっていきます。

眠りも4時間程度がせいぜい。

気持ちが休まらないので
これをどうしたものかと思っていました。

 *

ところで、

パートナーシップの悩み事は、
多くの人に共通する部分だったりもします。

自分自身の
この問題を解決することは、

お仕事にも非常にプラスだったりします(笑)。

わたしはその感情の混線の原因を突き止めたくて、
仕方なかったのです。

 *

そんな連日。

昨日の午前中、
駅までの道を歩きながら。

「あれ?ちょっと待って!」
とふと、思うことが在りました。

なんだかとっても幸せに上手くいきそうだった恋愛を
自ら壊した経験があったなあ…。

というのを思い出したのです。

突破口が見えたのです!

 *

それは、簡単にいうと、自己否定でした。

 *

わたしはダメである。
だから大好きな彼と居てはダメである。

彼はとても素敵で大事な人だから、
わたしと居てはダメである。

という、
考え方がそこに在ったのに気がついたのです。

 *

こう文字にしてしまうと、
あっさりとしていますが。

これはもう、外側の音が一切消えるような
心の中での大きな衝撃を生みました。

なんと!!!
わたし自身の自己否定が!!!

大事な人から離れる理由だったとは!!!

 *

わたしは当時本気で思っていました。

「彼にはもっと普通の子が合っている」
「彼が求めているのはわたしじゃない」

本人に聴いてもいないのに、
何の話だろうか?と思います。

確かにわたしは、
誤解されやすい人では在りました。

いっぱいいじめにもあっていました。
悪口や陰口も心ない人が教えてくれました。

根も葉もないことが
結構小さい頃からわたしの周囲には在りました。

それは恐怖でした。
何の根拠もないことがねつ造されて、

そしてまことしやかに囁かれていて、
それを信じてそれをわたしだと思う人がいる。

という、現実。

それはわたしの自己肯定感を損なうには
充分過ぎる出来事だったと思います。

そう。だから。

わたしは見た目のような人ではない。
だから彼とは別れた方がいい。

でもそれは…

彼の気持ちを無視した、
完全なる思い込みだったのかも知れないのです。

あんなに大好きだったのに!

 *

素直に人を好きだった記憶が戻った時に。

自分が悪夢のような
繰り返しの中に生きていたことに気がつきました。

 *

それは過去と言う名の「記憶」です。
それは今起こっていないことです。

未来はいつだって「想像」なのだから、

本当はいくらでも幸せを
自由に夢見ることが出来るのです。

 *

わたしが観ている優しい関係性の種は、
こんな感じなのだと思います。



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