2013/11/17

ダライ・ラマ法王と、科学者の対話




















今朝9時半からホテルで行われた

ダライ・ラマ法王猊下の
おしゃべりを聴いてきました。

 *

素晴らしかったです。

会場に入ってこられた時に、
全身に鳥肌が立つような喜びがあり、

不思議なものだなあ…
身体が喜んでいるよ。と思いました。

 *

わたし達は時に、

その人の肩書きを大事にし過ぎて、
語られた本質を聴き落とすことがある気がします。

でも、
彼は本当に本物でした(笑)。

いやいや、

壇上に上がる有名な人が
全て本物とは限らないのですよ、本当に!

 *

2歳から「ダライ・ラマ」を生きてきた
彼の人生は、

一体どういうモノだっただろうか?

ということを思いました。

(自伝を購入しました!)


 *

沢山のことを感じたのですが、
その中でも。


あなたも幸せになりたいか、
わたしも幸せになりたい。


というお話は心に残りました。


わたしは法王である、
わたしは聖なるものである!

と思ってしまうと、


その瞬間から
わたしとあなたの間には距離が出来てしまって、

それはわたしを不自由にするし、

わたしはわたしを守るために
より権威を示さなくてはならなくなる。

といった内容のお話がありました。
(多分・笑、同時通訳は切っていたので半分ニュアンスです)

 *

自分をどう定義するかで、
人との距離感はいかようにも変わる。

…そんなことを思いました。

 *

そして、

そのお話には
ある種の真実味があり、

もしかしたら彼はこれまでの人生の中で、
そのような経験を実際なさったのかも知れないなあ…

とも、感じました。

 *

誰にでも、
人としての生き方がある。

それは美しいことだなあと思います。

「あなたも幸せになりたいか、
わたしも幸せになりたい」

という彼の在り方は、
至極美しいと思いました。


ストーン・コンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか

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