2013/11/10

割れたガーネット




















先日、蓋を開けると、
ガーネットのルースが割れていました。

そのガーネットは、
いつも2つセットで双子のように寄り添っていて、

仲良しだったのですが、
片方が割れていました。

 *

カタチあるものは壊れますし、
壊れたら元に戻りません。

接着剤でくっつけても、
もう元には戻らないのです。

壊れるということは、
そういうことです。

 *

大事にする、ということは

もしかしたら
難しいことなのかも知れません。

 *

失ってみて
解ることが多いのでしょうか?

だとしたら、それは、
かけがえのない経験なのだと思います。

失ってみて、
何が大事なのか解ったのなら

あなたにとって、
それは良かったね、と思います。

 *

相手のことを考えることは、

きっと
とても難しいことなのかも知れません。

 *

最低限、

自分がそうされたら、
そう言われたら、

どう感じるか?、を考えること。

それが、
他人を思いやる第一歩なのだと思います。

 *

そして、

それだけでは
相手を思いやれない、

自分の想像で
物事を進めているに過ぎない、

それは空想でしかないのだ、

ということを知るのも大事なのではないか?
と思います。

 *

人はみんな違うのです。

だから、
相手を聴くことは本当に大切です。

「相手の立場に立つ」ということを
本当にやるには、

空想だけでは補いきれなくて
当り前ではないでしょうか?

問いかけずして、
何が解るでしょうか?

 *

その人の心が何に向かっているのか、
その人が何を大事にしているのか、

あなたが
その人を本当に大切に思うなら、

あなたもその人の大切なものを
大切出来るようになれたらいいね…と思います。

 *

信じられなくなっても構わない、と
相手に伝えるなら、

そこにおそらく信頼はもうないでしょう。

それは当り前ですよね。

構わない、
と宣言をするのですから、

それは相手の
失望を呼び起こしても仕方がありません。

 *

失敗が必ずあるように、

謀らずも人を傷つけてしまうことは
あるのではないかと思います。

その時、
その人の真価が問われるのだと思います。

謝罪をするということが
どういうことなのか、

少しずつ学ぶしかないのだろうな、と思います。

みんな、そうやって経験を積んで、
誰かに痛い思いをさせて、

そして時に失うことによって、
成長をするのです。

そうしないと解らないこともある
かも知れません。

 *

そこに誰かが関わってくれて、
色んな気持ちにさせてもらえることは、

自分にとって、

本当は何が大事なのかを
ハッキリ感じさせてくれる、

ありがたいことでもあるのです。

 *

大切なものを
大切に出来ないことによって

もたらされるもの?

それは多分、
不幸なのだと思います。

自分の大切なものを、
自分で大切に出来ない人は、

人のことも
不幸にするのではないかな?

と思います。

 *

自分を大事にすることは、

大事な人を大事にするために、
大切なことのような気がします。

そこには。

相手を思いやることも
含まれているものなのではないかな?と。

感じてなりません。


ストーンコンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか

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