2012/10/24

インカ ファントムシトリン
















ちっともファントム部分が上手に写っていないのですが、
間違いなくファントムです。

この結晶の内側にもうひとつ山があり、

そこには雪が降ったように
ポルカドット(水玉)があるのです。

ファントムというのは、
結晶内に山型に連なるもののことなのですが、

これは、何らかの外的要因によって
1度結晶を止めたクリスタルが

再び結晶過程を辿る際に出来上がるものとして知られています♪


数十万年か数百万年に一度という
大きな環境の変化(地殻変動など)によって
水晶の成長がいったん停止しても、
再び成長を開始することで層ができるため、
そうした変化を乗り越えて
成長してきたクリスタルだということになります。


1度止めた成長を再び始める。

そんなところにファンタジーを感じるわたし達は、

ファントムクリスタルに
特別な力を感じるのかも知れません。

 *

鑑別名は、
スノーボール・クォーツ。

ファントムに降り積もった
雪のような状態を指しての言い方なのでしょう。

カナリアイエローのクォーツを

シトリンと呼ぶかどうかは、
ややこしいところではあるのですが、

この軽やかなイエローは魅力的です。

「自分」というものは、
何かを強く押し出す必要のあるものではなく、

力まずナチュラルにそのままを溢れさせればいいだけ。

そんな感じです。

 *

産出国は、ペルー。

そう。古代アンデス文明
インカ帝国の栄えた、南米の地です。

採れた場所はペルーのどこですか?と伺ったら

「ムンド・ネエボ・ミネ・ウァマチュコ・リベルター・ペルー」
と返って来ました(笑)。

北部だそうです。
調べるとラ・リベルタ県という区域があるようです。

 *

ここ最近、
ペルー産のクリスタルが気になって気になって、

触れるとすごくいい感じがして、
この感覚が何とも面白いのです。

ふと観たらアンデスのクラスターもあって
いくつかピックアップして来てしまいました(笑)。

これも本当に可愛いというか、愛おしいというか。
後日お見せ出来たらいいなと思っています。

日本にはあまり入ってこないペルー産ですが、
産地としては昔から存在するそうです。

ミュンヘンのショーで、
手にされたとおっしゃっていました。

 *

何故に、今、ペルー?と思います(笑)。

幼稚園の頃、

クラスメイトにペルーから来日されている方がいて、
ペルーの美しい織物をいただいたり。

直接の接点と言えばそれ位。

アンデスと聞けば、
ジャガイモの品種を思い出してしまうくらい、

結構とんちんかんな感じです(笑)!

そんなわけで色々とペルー北部を調べて行くと、

チムー王国や、モチェ文化など、
美しいものを生み出していた文化が存在していたことが判りました。

そして、エルニーニョ現象。

モチェ文化滅亡の前には、
最大級のエルニーニョ現象があったことが指摘されているらしく、

文化衰退の背景には、
この異常気象による可能性があるとか。

長い年月の中に、沢山の、大地の記憶がある。
当然と言えば当然のことですが、

それらの記憶が、
クリスタルには文字通り秘められている訳です。

クリスタルの成長はとてもゆっくりですし、
長い長い歴史を持って存在しています。

そうやって思い馳せると、

このファントムシトリンは、
一体いつ頃から成長して来たものなのかな?

とクリスタルの歴史を遡ってしまいますよね(笑)♪

 *

わたしはこのクリスタルを持つと、
身震いが起きます。

あんまりこういうことはないので、
非常に興味深いです。

言葉より先に、
感じるものがあるのは当然なのですが、

言葉にならない感覚だけが、
確かに存在しているのです。

本当に、不思議です。

 *

シトリンは、わたしにとって
「自信(=自身)」と関連づけられたクリスタルです。

「わたしがわたしである」ということを
しっかり知っていること。

それが自信。

何が出来るとか、何をやってきた、
みたいなことから培われる「自信」は、

スモーキークォーツの方が適した感覚だと思います。

そしてファントム。
クリスタルにおける年輪のようなものです。

ファントムは、
パワーの拡大として解釈されることが多いですね。

全ての面に観られるバーコード(横線)は、
クリスタルの成長線とも言われています。

 *

キーワードは、
一旦停止、再開、成長、自信。

そんな風にみていくと、
今の自分の状況にも非常に当てはまっていて、

ああ、来るべくして来てくれたクリスタルなのかな。
という気持ちになります。


バーコードがくっきりと見えています。















 *

また、
このクリスタルには、

根元にアバンダンス状に
小さな結晶がついているものが多々あります。

アバンダンスというのは
ひとつの呼び方なのですが、

主となるクリスタルに対して、
それを取り巻くように結晶しているものをいいます。

アバンダンスは、
文字通り豊かさを表現しているとされていて、

富と豊かさを引き寄せるとされています。
そういえば、シトリンも豊かさのクリスタルですよね(笑)♪

そして、確かに。

これを手にしてから2日の間に、
今までになかったお仕事の決まり方をしていて、

本当にありがたく感じる一方で、驚いています。

より一層努力をして
いただいた信頼にお応えしたいと緊張する一方、

一気にフィールドが広がったような実感はあります。

ここでふわーっと意識が舞い上がらないようにするのに、

ちゃんと身体に意識を保つクリスタルが持てている
というのも面白いです。

 *

初めて持った時に感じた、
丹田のあたりにチリチリと響いてくるような感覚。

そこに存在していることが判ると
扱えるようになるということはありますよね。

ここに意識を向けることなんだなと
ハッキリ認識出来ることの大切さを思います。

ああいうものが、何か
関係しているのかもしれないなあと思ったりします。

 *

わたしは
「不思議ちゃん」と呼ばれていたりもして、

どちらかというと
思考がぶっ飛び系だったのですが(笑)、

(クリスタルで言うと
クリア&ゴールドカルサイト、カヤナイト、
みたいな領域です)

ここ数年で、ジャスパーやアゲート、
クォーツの良さに目覚めているというか(笑)、

身体を意識することで楽になることが沢山あるのを知って、
驚いている感じです。

身体があることで嫌な思いをしたからこそ、
身体を失った精神性を構築したのですが、

それらが「終わったこと」として認識されて来ると、
身体は在った方がずっといいです(笑)。

幸せ度が増しますよね♪

このファントムシトリンも、
身体があるから、理解出来るクリスタルだと思います。

 *

さてさて、
なんだか判らなくなって来たので、

この辺で終わりにしようと思います。

あ、もしまた欲しい方がいらっしゃったら、
おっしゃってくださいね。

長さ100mm程度のもので、
35,000yen程度でした!

あと何本かは残っているとのことだったので、
タイミングが合えば、多分…お届け可能です(笑)。

Holly heal としてOK 出来るクオリティのものがなくなりました。
受付終了いたします(12/2/12)。

 *

それでは、
今日も素敵な1日をお過ごしください。


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