2012/07/02

星の旅人たち















星の旅人たち」。

いい映画でした。

多分、観る人によって
見えてくるものが本当に違う映画だと思います。

だから気になった人は、
観に行って欲しいなあと思います。

東京では、有楽町と新宿でやっているようです。



久しぶりに本当にいい映画だったので、

もう一度、
映画館で観たいなと思っています。

映画館に2度行った映画はいくつかありますが、

泣いたし、笑ったし、考えさせられたし、
希望をもらえる映画かなって感じました。

道を歩くことを通して、
こんなに豊かなメッセージを残せる監督さんも

それを実現された俳優さん方も
素晴らしいと思います。

演じるというのは、
セリフを言うことではないのですね。

表情が本当に素晴らしいです。

映像も、

本当に淡々としているのですが、
決して退屈ではない。

いい映画です。ホント。



わたしの印象に最も残ったシーンは、

4本の道に見える畑?の中を、

4人が同じ方向を向いて
それぞれに歩いているところ。

人生で「出会う」というのは

こうやって同じ方向を向いて、
それぞれが自分の足で歩いていることなんじゃないかな?

まさに、こういう事かも知れないなって思いました。



この映画の後援をされている

NPO法人 
日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会の代表である

森岡朋子さんは、

お友達でもあり
Holly heal のオーナーさんでもあります。



彼女は映画のリーフレットや、
雑誌取材のコメントのために

既にこの映画を4、5回は見ていらっしゃるそうなのですが、

「毎回見えるものが違うから」と、
一緒に来てくださいました♪



観終わった後に、

この映画の中の冒頭に出てくる言葉。

「人生はえらべない」
というセリフについて

これはとても解釈の難しい言葉だね
ということを語り合いました。

「どのポジションから聴くかによって、
言葉の意味がとても違ってしまう言葉だよね」

と。

えらべない、という言葉から始まるのだけど、

主人公は新しい人生を選びます。

そして
歩き出すのですから。



有楽町ITOCIA の映画館では
7月中旬までやっているそうです。



映画を観ながら、


彼女が、
NPOを立ち上げる前に相談に来てくださって

そこで語っていた
このカミーノで観た「星空」の話を思い出しました。

きっと、

彼女の本来持っている
美しさそのものが、

その星空に投影されたのではないかなと、
そんなことを思いました。

あの時の
彼女の「やりたい!」という純粋な情熱を思い出し、

当時をお手伝いさせていただけて
本当に良かったなあと改めて思いました♪

わたしね、
会報にちょっとイラストを描かせていただいていたのです(笑)。

相談してくださって
本当にありがとうございます。



「外側の美しさ」に感動する時、

その美しさを感じ取れる
「内面の豊かさ」に驚きます。

いつからそれは備わっていたのだろう?

不思議ですよね♪



映画の登場人物と共に、
カミーノを歩いて。

心の輝きを見つけてみてください。


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