2012/02/28

喜んでもらおうよ
















ほんのちょっと前を振り返ると、

今は、
なんだか、

夢のようだなあ…と思います。

未来なんて全部なくなってしまったように感じて
手帳が買えなかったり、

退院してまもなくは、

入るお金が殆どなく、
使うことも怖く思えて、

巨大なショッピングセンターが虚しく思えたこと。

意識が変わると世の中の見え方は
こんなにも変わる、

という経験をしました。



でも、毎日。

明日は今日になり、
今日は明日から今日になり。

お友達が美味しいものを食べさせてくれたり(笑)、
それなりに笑えることも楽しいこともいっぱいあって、

くじけて倒れるかと思う時は、
助けてくれる人を必死で探し、

気持ちを補強しながら
出来ることを少しずつ増やしてきました。

そうした結果、
こうやって社会性を取り戻し始めていることは、

本当に幸せだなあと思います♪

ありがたいなあ…、
うれしいなあ…、

と思います。



1度、
そういう意味での「社会」から離れたので、

他人事として、

社会を見つめ直す時間が取れたのは、
本当にいいことでした!

改めて「仕事」について考えるために、

コンディションが安定し始めた
一昨年位から、

関連した本を読み始めていました。



天職についていらっしゃるなあと感じる方の本を読んだり、
「働く」について書かれたものを読んだり、

自分にとっての仕事ってどんなことなのかな?
というのを見つめ直していました。

そして、

趣味的レベルから、
お仕事としての社会的昇華が始まったこともあり、

ここしばらくは、
Holly heal をどうやっていこうかな?

どうしたら喜んでもらえるんだろう?

何を提供できるだろう?

みたいなことも真剣に考えていました。



求めると、必ずふとしたところに答えがやってきますね!



日曜日に新聞で、


「仕事力」について書かれた
糸井重里さんの記事を読みました。!

思わず新聞から切り抜いてしまいました。

WEB 上にも掲載がありましたので、
ここにリンクしておきます。




抜粋してしまうと、
言葉のニュアンスが掴みづらくなってしまうと思うのですが、

締めの言葉には感動しました。

「世間が考えるようないいことをしているのが
素敵な自分なんじゃなくて

喜ぶ人の顔を思い浮かべていきいきしているのが
素敵な自分だと思う。

それがあなたの仕事なんですよね。」



Holly heal を通して
ぼんやりと掴み始めていた「お仕事」のカタチが、

ふわっと心に着地した感じがしました。




学生時代に観た、

有楽町西武の太い柱に貼られていた
ウディ・アレンが和服でお習字を持っている

「おいしい生活」のポスターが
今でも、ものすごく印象に残っています。



糸井さんの「文字の力」は
昔からすごいなあと思います。



Holly heal として
アクセサリーのお仕事を始める前に、

「素敵なお仕事ですね」
「続けてください」

なんて言われたことは
1度もなかった気がします。

これは何だろう?と思います。



喜んでもらう人についても
色々考えていたのですが、

喜んでもらうのは
お客さまだけじゃないんだな、

お手伝いしてくださる方々にも
喜んでいただけるように、

と、まで。
考えられたらもっといいな。

とこの記事を読ませていただいて思いました。

その為には
どうしたらいいのかな?

ということを考え始めています。



あと、この新聞の連載のバックナンバーに、

コシノジュンコさんの記事
素の自分が分かれば、折れない」があるのですが、

これも本当に素晴らしい内容なので、
よかったらぜひ。



引き合いに出すのは余りにも恐れ多いですが(笑)!

Holly heal として試みていることに
とても通じる記事内容でした。

励みになりました。

毎日生活をしていたら、
必ず何かを生み出しているのが人間なので、

そういう意味で、

全ての人が読む意味のある
記事かも知れないなって思います♪



あと、
西原理恵子さんのこの記事も素晴らしいです。

全て読むと、

彼女独特の言い回しなので、
毒気が強いですが(笑)、

お話なさっていることは、
すごく本当のことだと思いました。



春も近づいていますし、
自分に必要な栄養を探しては取り入れて、

ちっちゃくてもいいから、
きれいな花を咲かせたいなと思います。


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