2011/11/03

与うるは受くるより幸いなり
















TV 番組「ソロモン流」で、
コシノヒロコさんの回を拝見しました。

その中に、

与うるは受くるより幸いなり

という
聖書の言葉があって、

本当にそうだな
と思う一方で、

この言葉の意味の深さを思いました。

作家の三浦綾子さんも、
この言葉を好み、

よく色紙に書かれていたそうです。

 *

与える、受け取る。
GIVE & TAKE 。

GIVE & TAKE だ!
みたいな感覚があると、

与える時に、
得ることを期待してしまうなあと思います。

その時の「与える」は、

ここで話題になっている
「与うる」とは中身が違うかなと思います。

 *

与えるって、
「させていただく」ことかなって思います。

与えることを
押し付けるのではなく、

差し出す。

受け取っていただく。

みたいな感覚。

何かが起こった時に、
与えるものを持ちえている場合、

お役に立てることがある場合、

どれだけうれしいかな、
と思います。

使っていただけることの喜び、

与える側に回らせていただけることの
喜びってあります。

 *

無理をして、
与える必要はないんじゃないかなと思います。

出来ることの中で、
持ち札の中で、

与えられるものがあれば、
受け取っていただく。

 *

元気でいることを喜んでくださった
先輩がいらっしゃるのですが、

自分が元気であることも、時には

「与えられるもののひとつになる」
ということを教えていただきました。

 *

全ての物事は、
陰陽あってひとつの姿だなあと思います。

いただくばかりでは、
なにかがとても寂しい気がします。

 *

受け取ったら、
与える。

それは流れを作るということでもあります。

淀みなく流れる情報の流れを
自分の周りに作るだけでも、

与えることは容易くなる気がします♪

 *

出歩きにくい時期も、
メールやSNS のおかげで

様々なことを知ることが出来ました。

1番信頼できるのは、
信頼できる方から伺った情報です。

そこで何か新しい情報をいただいたら、
それを「知って喜ばれる方」にお知らせをする。

バトンのように、
情報を流し続けるだけでも、

人のちょっとしたお役に立てることがあります。

そのためには

自分を取り巻く人々が、
今何を求めているのかをある程度把握しておく。

(今はWEB があるので、
これがすごく簡単になりました)

たったそれだけでも、
与える側に居させていただけます。

 *

また受け取るのも、大切なことだなと思っています。

相手のお気持ちを
きちんと受け取ることは、

相手に喜びを与えること
でもあるからです。

 *

与えることも受け取ることも、
幸せなことです。

両方出来るのがいいなと思います♪


0 件のコメント: