2011/10/22

弱音の吐ける信頼関係
















昨日は、
2つの会社の代表取締役の方々と

それぞれ
おしゃべりをさせていただいてきました♪

情報交換の重要性を
身に沁みて感じました。

おしゃべりって楽しいです♪

 *

「お仕事は、
人と人によって人のために生まれるもの」

ということを感じます。

こういうことをやりたいなあという話、

こういうことをやるんだけど、
誰か居ないかなあという話。

みんなこうやって

会話の中から
生まれて来るんだよなあ…

というのがすごくあって、

やっぱり人との出会いは宝物のようだな♪
と思います。

 *

さてさて。

お1人の社長さんとのお話の中で、

トップは社員の前で
弱音を絶対に吐いてはいけない

という話になりました。

理由は、
社員が不安になってついて行けなくなるから。

ということでした。

 *

すごく興味深いなあと思いました。

わたしは、反射的に
弱音は吐いても良い気がするなあ…と思ったからでした。

 *

そのお話を伺って、

わたしは全く弱音をはかない人に
ついていけるだろうか?

と思いました。

もちろん四六時中「出来ない出来ない」言う人には
ついていかないだろうなあと思ったのですが(笑)、

何にでも自信を持って、
何でも完璧にやる!みたいな人にも

長くはついていけないだろうなあ…とも思いました。

というか、

弱音を吐けないというのは、
人として危ういと感じるからなのでした。

 *

弱音を吐いても、

この人は、
本当はやりたいんだ、と知っていてもらえれば、

この人は、
諦めない人だ、と知っていてもらえれば、

大丈夫なんじゃないかなあ…
全然いいんじゃないかなあ…

と思いました。

 *

わたしなりに
色々経験をさせていただいて思うことに、

人は人をサポート出来ることに
喜びを持てる生き物だ。

というのがあります(笑)。

支え合えるって
素敵なことだとも思っています♪

弱音を一切吐かずに、
何でも自分でがんばっていた時期があるから

それで孤立して
進退窮まった経験があるから

思うのでしょうけれど(笑)、

弱音を吐けるって、
人の結びつきを強めることもあるなあ…という。

弱音というか、
弱みというか、

それは、
あって当然のことで、

それって、

人をとても安心させる要素なんだなあ…

という感覚があるのですよね♪

 *

そして、

弱いところを見せられるというのは、
強い信頼があるからこそ出来ることかな、

というのもあります。

 *

どこで誰に言うかは

確かに個人個人が、
自分の状況との兼ね合いで

選んだ方がいいと思います。

ただ、

弱さを受け入れてもらった時の
人の強さってあるのですよね!

弱いって解っているからこそ、
強いというか(笑)。

わたしは、

どん底まで行って、

弱音を吐いて、
ひとしきり泣いたら、

気持ちが涙で浄化されて
スッキリし、

速度は内容の重さによって色々ですが、

後は、
立ち上がるだけなのを知っています(笑)。

色んな要素において、
やっぱり弱気になることはあるので、

「こわいよ~こわいよ~(涙)」と言えて、
「大丈夫大丈夫(笑)!」と笑ってもらって、

「もう無理だ~(涙)」と言えて、
「判った、ここまではわたしやるよ!」と言ってもらって、

ありがとう。
もうちょっとがんばってみるよう(涙)。

みたいなことってあるのですよね(笑)。

 *

「大船を漕ぎ出したら、弱音を吐いてはいけない」

「会社のトップは、影で泣くんだ、
表では弱音を吐いてはいけない」

という話をされるのは、
今のところ必ず男性です。

うん、そうだね!
と、思う部分もあります。

やっぱり

相手が誰だか判らない時点で、
簡単に弱音を吐かれたら、

不安に思う人もいるだろうな~と思います。

でも、
「~はいけない」という禁止って、

どこか無理があるんじゃないのかなあ…?という
疑問がいつもついて回ります。

 *

弱音は吐いていい。

じゃあ、
不必要な不安を与えないためには、

どういう風にやるか?

ということなんじゃないかな~?
というのを思うのですよね(笑)。

 *

弱音を吐くことが
いけない

わけじゃない(笑)。
ような気がするのです。

 *

男の子だって、女の子だって、
ちっちゃな頃は怖かったら泣いて、

お母さんにくっついて回るわけです(笑)。

大人になったら
(しかもいつからが大人なのかは、決め事でしかない)

突然怖くなくなるわけじゃないんですよね。

怖いものは、
やっぱり怖くて当然です(笑)♪

不安に思うのは当然だと思うのです。

 *

もちろんトップに立つなら
ストレス耐性はあった方が良いし、

一定レベル以上のストレス耐性がなければ、
新しいことを起すのは無理だと思います。

トップに立てるということは、
その基準はクリアしたということ。

でも、

初めてのことに取り組む時は、
怖かったり不安だったりする。

して当たり前なんだと思うのです。

 *

リスク管理をどこでするかという話なのですが、

物事を進めたい時に、
最後までやり抜くために、

どうしても、
この瞬間パンクしてしまう!

というのを

たった1人で堪えていては
逆に危ないな…と思います。

 *

きっと、

みんなのお給料を毎月支払うって、
簡単じゃありません。

少なくとも、わたしはまだ怖いです(笑)。

毎月本当に少ないお金を支払うだけでも、
すごくプレッシャーです。

きちんと雇用して、
社員さんの生活を守るとなったら、

もっとプレッシャーです。

みんなのお給料を支払うための
仕組みづくり(会社経営)を

時代の変化に合わせてし続けるって、
勉強も情報収集も情報交換も沢山いります。

努力がとても必要だと思います。

だから、

トップが1番弱音を吐かせてもらっていいかもな
と思いますし、

弱さを認めて
強くなっておかないと、

みんなを守りきれない気がしてしまうのです。

 *

結論を出すために、
ガス抜きが必要なことってあります。

その時。

「今限界なの!」
と言った時に、

「あ、今は限界なのね」
という「事実」だけ、

ちゃんと聴いてくれる人を
側に置くって

すごく精神的に助かることだと思います。

この人は、
最終的には立ち上がるから大丈夫だ、

という安心感を持ってもらえること。

弱音を吐いてはいけないのではなくて、
安心感を与えることが大事。

そういうことなのではないかな、
と思います。

 *

弱音の吐ける信頼関係を、
持てるかどうかは、

すごく大事なことのように思います。

 *

rooms23 の準備中、

通常の速度で、
道が真っ直ぐ歩けない位、

意識が保ちにくい状況になって
もうだめかも…と本当に思いました。

何がもうだめなのかは、
ちっとも具体的じゃないので(笑)、

つまり弱音だったのだと思います。

 *

記憶が
ハッキリとはないので

説明が出来ないのですが、

礼子がみんなに事実を伝えてくれて、
みんながどうにかしてくれました。

どうやってくれたのか判らないのですが、
どうにかなりました(笑)。

わたしは、

本当にrooms をどうしてもやりたいんだ。
ということを

最初から最後まで
しっかりと気持ちの中に持っていた、だけです。

 *

友達だからしてくれたのかなあ?
とも思います。

だとしたらわたしは、

友達になれる人たちと
これからも働けるようにしたいです。

わたしはホントに怖がりだし、
病気も抱えています。

だからこそ、
酷いプレッシャーを感じたとしても、

それでも支払いたい、と

その為にがんばりたいと
思える人に側に居てもらいたい。

この人に支払いたい、と思える方に
声をかけ続けたいです。

 *

わたしの言う「友達」は、

他の方の考える
「友達」の定義とは

もしかしたら違うかも知れません。

以前、

「わたしは友達とは仕事は無理」
と言った方も居ました。

その「友達」は、

わたしの言っている「友達」とは
定義が違うかも知れません。

 *

弱音は吐いていいと思います。
吐けた方がいいと思います。

でも、

いつ誰に吐くか、は
選んだ方がいいと思います(笑)。

強がるのではなくて、
強くなる方がいいかな、思います。

そのためには、
弱さを受け入れる必要があるかも知れないな

と思っています。


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